今でこそ小さな子どもからお年を召した大人まで、老若男女がスマートフォンを利用しているのが当たり前になっていますが、スマートフォンが普及するまではガラパゴスケータイ、通称「ガラケー」が主流で利用されていました。スマートフォンが世界で初めて発売されたのは2008年のことで、今から十数年前のこと。ガラケーを日常的に利用していた経験を持つ大人は今もまだたくさんいますから、昨日のことのようにガラケーの使い勝手を思い出せる人も多いでしょう。ちなみに今でもガラケーの新機種モデルはまだ開発されており、好んでガラケーを利用し続けているユーザーもいます。そんなガラケーからスマートフォンに携帯電話のシェア率が以降したのには、ガラケーになくてスマートフォンにある機能がたくさんあったからです。
もともとは携帯できる連絡手段を持ったツールということで開発されていたのがガラケーですが、そこにさらに機能性・利便性を加えたのがスマートフォンです。インターネットの閲覧や便利なアプリの動作、電話やメールだけに限らないコミュニケーションツールを持ったSNSの台頭など、携帯電話から一気にパソコンの性能へと近づいたスマートフォンは、「小さなパソコン」とまで言われるほどの性能を持っています。タッチパネルを採用することにより、ガラケー時代の物理キーボードにはできなかった動作が多数できるようになったことも影響し、ガラケーとスマホとでは今や大きな差があります。今もまだ開発の進められているスマホの、ガラケーにはなかった機能についてご紹介します。