ガラケーとスマホの違いと言えば、ネット環境への適用度合がまず挙げられます。もともとスマートフォンとして最初に生み出されたiPhoneシリーズは、「電話機能にネット閲覧と音楽を加えた端末」として発売されており、スマートフォン=手軽なネット閲覧という認識が多くの人に根付いています。ガラケー時代にもネット閲覧機能はありましたが、スマートフォンはブラウザーを複数から選んで使用できたり、パソコンを使ってネットサーフィンをするときと同じように、ブラウザー上で複数のタブを開きながら同時進行で別の検索や閲覧を行ったりといった機能が利用できます。調べ物をするのなら、圧倒的にスマートフォンの方が便利と言えるでしょう。
また、スマートフォンにはガラケーにはなかったタッチパネルによる機能がふんだんに利用されています。例えば指を二本使って拡大・縮小を行うピンチイン・アウト機能や、任意のスピードによるスクロール機能などは、ネット閲覧に欠かせない機能でしょう。また、スマホは画面のサイズがガラケーと比べてかなり大きめに設計されているため、調べたいことを大きな画面で細部まで確認できます。画像を閲覧したり、小さな文字を拡大して見たいときなどに活躍するでしょう。